souchanmamaのブログ

29年7月26日、甲状腺乳頭がんのにより甲状腺全摘の手術を受けました。
発覚から術後までの記録をまとめてみます。参考になると幸いです。

手術後 2日目 7/28

またやっと明るくなり朝になりました。

今日は病棟に戻れる!と楽しみにしていました。

お昼頃担当の先生がきて、呼吸器を抜きました。

「はい、力抜いてねー」

と言われ、でも怖くてしかめっ面になっていたと思います。

「そんなに怖がらなくていいよ!じゃあ抜くよ」

一気に苦しくなり、スルスルスルーと抜けました。すると、痰が一気に出ました。

おー、爽快!自分で痰がだせるってこんなにも気持ちがいいのかと思いました。

酸素マスクをして、

「ずっと寝っぱなしだったから、ベット起こして座っててみな」

と言ってベットをあげました。

2日間寝ていたのでちょっとクラクラしたけれど、周りが見渡せてよかったです。

「またあとでくるから水飲んでみよう」といい先生が去っていきました。

それから、痰との戦いでした。

痰が止まらない止まらない!!

唾を飲むと痰になって戻ってきてるように、ずっと痰が出ていました。

傷口が怖くて力が入らず痰を出すのも一苦労でした。

のちにリハビリの方が来て、

「足出してみましょうね」

と言いベットから足を下ろしてみました。

おー、ちょっとクラクラ(T ^ T)

ずっとエアーでモミモミしていたのを外して足を下ろして背中がベットから離れるとスッキリしました。足は、ストッキングを履いているので汗だくでした。

またベットに横になり、また明日きますねと言って行きました。

それから、担当の先生が吸い飲みに水をいれて持って来ました。

「声出してみて!」

あー

と声がでました。

「こんだけ声が出れば大丈夫だろう、飲んでみて!」

おー、やっと水飲めるやったーと飲んでみると、ゲボっ・・・むせって吐き出してしまいました。

「ダメかー、いけると思ったんだけどなー」

えーーーーー!なんで飲めないの!!

自分が一番ビックリしました!!

先生がICUにもう1泊させてと看護師さんに話をしていてオッケーが出たので、今日もここで寝ることになりました。

「嚥下のリハビリにきてもらうからね」

と言い、先生が去っていきました。

わたしは、水が飲めないことがショックで放心状態でした。

しばらくすると、嚥下のリハビリさんが来ました。

「スプーンで飲んでみてください」

と言われ、これならいけるだろうと飲んでみるとゲボっ・・・ダメでした。

しかも、器官に入り咳き込みしんどかったです。

リハビリさんは、んーーーと困った顔をしていました。

担当の先生と話し合い、次の日耳鼻科で検査をすることになったそうです。

リハビリさんが行ってからは、一人で声を出す練習をしました。

あーいーうーえーおー

声が出る!!

手術をするともう声が出なくなるかもと心配していたので、声がでて嬉しかったです。

そんなことをしていると、旦那が来ました。

パパ!!と言うと、旦那は声が出るんだねと喜んでいました。

旦那と話せるのが嬉しくて涙が止まりませんでした。

一人で練習してたんだよと話すと頑張ったねと褒めてくれました。

ゆっくりゆっくりと話しをして、楽しく過ごしました。

しかし、痰は止まらず旦那に売店でティッシュを買ってきてもらいました。

「これだけ、あれは安心でしょ」

と5個入りパックのティッシュを買ってきてくれて笑えました。

旦那が帰ってからは、ずーーーっと看護師さんの行動を目で追ったり、外を眺めたり。

しかし、時間がわからないってしんどい!

いま何時ですか?って聞きたいけど、看護師さん忙しそうで聞けず・・・

この日から毎日、夕方にスチームで薬を吸引しました。


ベットの目の前がナースステーションでそこでは手術室の映像がテレビで流れているんです。

オペの映像がずっと見えて、気になるけど怖い。でも暇で見る。メガネしてないからうっすらですが見てました。

見なきゃ良かった。夜怖くて寝れなくなりました。(T ^ T)

またまた長い夜になりました。

まだ痰はでて、ティッシュ2箱目を使い切りました。

ずっと寝れず起きていると、看護師さんが眠剤使ってみる?と言ってくれて、点滴に眠剤を入れてもらいましたが、少ししか寝れませんでした。